(横スクロールアクションゲー)

格ゲーキャラの元ネタたち

-実写/映画キャラ編-


 

フレディ・クルーガー
(エルム街の悪夢)
1,2、フレディがくる〜
『VSジェイソン』では真剣白刃取りや
鉄山靠をかましてくれるお茶目さん
 
  初期デザインではフレディと同じシマシマ模様のセーターを着ていたらしいが、SNK-USAに「これはさすがにヤバい」と指摘され、このデザインになったらしいでヤンス。KOF2000ではマニアックストライカーとしてスマート・チョイという、もしチョイがカッコ良かったらっていう設定のキャラがいるんですが、こいつも初期の没デザインかなんかでしょうか?
チョイ・ボンゲ (KOF94)
  19世紀に実在した殺人鬼「ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)」ご本人らしいが、実際の切り裂きジャック事件は結局正体不明のまま未解決となったため、本人の外見および性別すらも定かではなかったが、とりあえずフレディのトレードマークである鉤爪を装着したモヒカン野郎にされました。『ジョジョの奇妙な冒険』でもディオの配下として登場しているが、ワーヒーではネオ・ディオではなく、ゼウスの配下として登場。
ジャック・ザ・リッパー ワールドヒーローズ2JET
外見的な要素ではなく、能力のみがフレディと同じく夢の世界で獲物を殺すというもので、目が覚めると夢の中で出来た傷が現実でも出来てたりするという演出などもそのままエルム街の悪夢的な展開。
ゲームではアーケードモードを一定条件を満たして進めると乱入してくるCPU専用キャラ。
死神13 (ジョジョの奇妙な冒険

 

チャッキー
(チャイルド・プレイ)
ブードゥー教に長けた殺人鬼の魂が乗り移ったお人形さん
 
  デーボという殺し屋の一見ただの人形にみえるスタンドで、怨みをパワーに変えるとかって能力。
「メーン!」、「このトンチキがァ!」、「かみ切ってやるぜーッ!」などの名台詞を残した。
エボニー・デビル (ジョジョの奇妙な冒険

 

ジェイソン・ボーヒーズ
(13日の金曜日)
武器はチェーンソーじゃなくて鉈です。

レザーフェイス
(悪魔のいけにえ)
チェーンソーはこっちです。人も食べます。
 
  トレンチコートを着てチェーンソーを振り回す少年、デヴィッドという新キャラの裏キャラ。
ジャッジメント (闘神伝3)

 

セノバイト
(ヘル・レイザー)
魔導師ピンヘッドが率いるセノバイト御一行
 
  ソウルエッジに初登場した時から具体的にどのセノバイトというのは特になかったが、いかにもヘルレイザーシリーズに出てきそうなキャラというイメージだったのが、2002年に製作された6作目『ヘルレイザー:リターン・オブ・ナイトメア』ではまさにそっくりさんが登場し、ひょっとしたら逆にナムコの方が本家をインスパイアしちゃったってことかもしれません・・・。ちなみに使用する技の一部はなんとなくこいつからも影響を受けてる気がします。
ヴォルド (ソウルエッジ)

 

山村 貞子
(リング)
ジャパニーズホラーの火付け役
 
  ザッパに取り付いた悪霊。どこからどーみても貞子さんです。
サマラ?誰それ
S子 (ギルティ・ギアXX)

 

T-800
(ターミネーター2)
あいるび〜ばっく
 
  正確には裏キャラのP-ジャックがT-800のエンドスケルトン。
ジャック (鉄拳)

 

T-1000
(ターミネーター2)
液体金属
 
  もちろん俳優ロバート・パトリックではなく、CGIの方。
主に他キャラに変身して戦い、自分の技はほとんど存在しない。2ではネオ・ギガスとして中ボスに格下げされ、『パーフェクト』ではNEO-DIOに吸収されたという設定で唯一登場しないキャラ。
ギガス (ワールドヒーローズ)

 

キャット・ウーマン
(バットマン)
ミシェール・ファイファー
 
  ソフィアの裏キャラ。なんかカインの親父に惚れてたとかなんとか。P2コスはほとんど別人。
キャットウーマンといっても、コミック版、アニメ版、ドラマ版、ゲーム版など色々と外見は異なるが、ここはやはり時期的にも一番近かった93年のティム・バートン映画『バットマン・リターンズ』でミシェール・ファイファーが演じたキャットウーマンをモデルにしているものと思われます。
ゾラ (闘神伝3)

 

ロボコップ2号
(ロボコップ2)
1号とはエライ趣旨が違う2号
 
  見た目もなんとなく似てるが、軍によって人間の脳を移植されているあたりの設定もロボコップ2号。余談だが、ロボコップ本人のデザインの元ネタが日本のヒーロー『宇宙刑事ギャバン』のデザインを公式に引用したものだったらしいです。ただし日本も後に『機動刑事ジバン』という番組で、ロボコップのコンセプト自体をパクり返してますが・・・
ムサファー (ギャラクシーファイト)

 

チューバッカ
(スターウォーズ)
もふもふなメカニックエンジニア

イウォーク族
(スターウォーズ)
こーみえて身体能力は中々のもの
 
  なんか『ヴァンパイア』シリーズのサスカッチっぽくてかわいい。
ガモフ (スターグラディエイター)

 

マイケル・J・ダンディ
(クロコダイル・ダンディー)
ワニと格闘する男

インディアナ・ジョーンズ
(インディ・ジョーンズ)
原爆を冷蔵庫で防ぐ男
 
パートナーの夏美と猫のランプーを連れ添いながらインディアナ・ジョーンズのような鞭で闘うダンディな男。夏美がランプーを敵に投げつける技もあれば、逆にランプーが夏美を敵に投げつけるというナイスな技もあり、開発段階では「クロコダイル・インディ」という名だったらしい。
ダンディーJ  (わくわく7)

 

インディアナ・ジョーンズ
(インディ・ジョーンズ)
ハリソン・フォード
 
 

 

91年に発売されたタイトーの『ルナーク』という、動物をイジめる腐った密猟者どもを容赦なく木っ端微塵にブチ殺す、ダブルドラゴンタイプのベルトスクロールアクションゲームの主人公。名前はメガドライブ版から付けられたもので、鞭を拾うと更にインデアナ・ジョーンズっぽさがアップ。
ゲン (ルナーク)

 

フェラル・キッド
(マッドマックス2)
ブーメランを使いこなす野生児
 

真サムでタムタムをリストラしてまで代わりに追加された妹のチャムチャム。傍らに連れ添っている猿のパクパクが、実は兄のタムタムが呪いをかけられた姿ということが明かされる。北斗の拳の元ネタとしても有名な『マッドマックス2』に登場したブーメラン小僧を猫耳娘にしてみましたってところか。サムスピRPGこと『真説サムライスピリッツ武士道烈伝』では仲良しのチョナチョナという更にフェラルキッドに似たキャラクターが登場する。

チャムチャム (サムライスピリッツ)

 

マギー/ニーナ
(アサシン 暗・殺・者)
ブリジット・フォンダ演じるリメイク版
 

 

パッと見は『バーチャファイター』のサラ・ブライアントっぽいが、実は1990年に公開されたフランス映画『ニキータ』の、1993年のハリウッドリメイク版『アサシン暗・殺・者』(原題:Point of No Return)に登場する主人公マギー(コードネーム「ニーナ」)をモチーフとした、初代鉄拳から全作品に登場する女暗殺者ニーナ。鉄拳2から20年後という設定の鉄拳3ではコールドスリープの実験体にされたという設定のおかげで、リストラされずに若いままの肉体で出演することに成功し、PS2でスピンオフ作品『デス・バイ・ディグリーズ』というアクションゲームで主人公として登場している。
ニーナ・ウィリアムズ (鉄拳)

 

ニキータ
(ニキータ)
アンヌ・パリローが演じるオリジナル版
 

 

初代鉄拳ではニーナの裏キャラとして登場した、お互いを殺し合う程憎み合っている妹のアンナ。アイルランド人だけど衣装は何故かチャイナドレス。姉のニーナが『ニキータ』のリメイク版『アサシン暗・殺・者』の主人公をモチーフとしているのに対して、アンナはオリジナルの『ニキータ』(原題:La Femme Nikita)でアンヌ・パリロー(女優の名前も似てる)が演じた方の主人公がモチーフ。ストイックな姉と比べて動きや仕草がお色気路線なためか、OVA版では李超狼とムフフな関係という設定で最終的に恐竜のアレックスに食い殺されるというロクでもない扱いを受け、ハリウッド実写映画版ではこともあろうにニーナと姉妹でカズヤとムフフなことをするという原作の設定上わけのわからない描写がされた。
アンナ・ウィリアムズ (鉄拳)

 

ライトニング
(ゴーストハンターズ (1989)
原題Big Trouble in Little China
ジョン・カーペンター監督、カート・ラッセル主演の映画
 
  開発元ミッドウェイのスタッフはネットもない時代に、がんばって日本語の『雷電』という名前を調べ上げたまではよかったが、どうやら発音の仕方までは理解してなかったようで、ゲームや映画の中ではレイデン、レイデンと発音しまくったあげく、最終的に綴りを公式に「Raiden」から「Rayden」に変えてしまいましたとさ・・・
ライデン (モータルコンバット)

 

ローパン
(ゴーストハンターズ)
意外と弱っちかったラスボス
 
  『ワールドヒーローズ』のギガスと同じく、他のキャラに変身して戦う初代『モータルコンバット』のラスボスで、自分では飛び道具を撃つ以外に攻撃方法を持たない。また、実写取り込みなのだが、ニュートラルポーズにモーションがなく、ハリボテがふわふわ浮かんでるように見えてなかなか笑える。続編のMKUでは、元ネタのローパンと同じようにしわくちゃの老人の姿から若い肉体に若返っている。
シャンツン (モータルコンバット)

 

木人
(少林寺木人拳)
若かりし日のジャッキー・チェンの映画
 
  映画そのまんまな木人。
ラウンドごとにランダムで別キャラの技セットに変わる。
木人 (鉄拳3)

 

ジョン
(酔拳2)
ロウ・ホイクォンが演じる酔拳2のラスボス
 
  眼鏡とグレーのスーツを着こなし、華麗な足技をメインに戦うスタイルが酔拳2のボスキャラに影響されている可能性が高い。98年に公開された『フー・アム・アイ?』のラストで戦うテコンドーヒットマンの方が外見は似ているのだが、『グルーヴ・オン・ファイト』の方が96年という実は2年も先だったので、酔拳2がモチーフになったと思われる。世界征服を企み、超必殺技が拳銃というのがステキな腐れ外道。倒されると女神転生シリーズの悪魔を召還しながら戦うデビルサマナーの姿に変身するラスボスでもある。
ブリストル・ウェラー(豪血寺一族3 グルーヴ・オン・ファイト)
  2003年に突然ネオジオハードで復活し、豪血寺2の時代に戻った『新豪血寺一族 -闘婚-』に登場する、ラスボスではないが雰囲気や必殺技などがブリストルのコンパチキャラ。手を負傷したため、足技で闘うという設定の別人というか、性格は腐れ外道なブリストルとはむしろ真逆な良い人キャラ。多分、闘婚の開発元ノイズファクトリーがなんらかの事情でアトラスから本物のブリストルを使用する権利をもらえず(もしくは単純に時代設定が異なるからか)、別人という形で登場させるという苦肉の策だったのだろう。
オロフ・リンデロード (新豪血寺一族 -闘婚-)

 

タラシン
(片腕カンフー対空飛ぶギロチン)
片腕ドラゴンと空飛ぶギロチンのクロスオーバー作品
 
   初代ストUではヨガファイヤーを跳ばせて、中か強キックで蹴り落とすという戦法が殺人級に驚異的だったダルシム。神秘的な印象のあるヨガだが、実際には格闘技ではなく精神修行による健康法。手足を伸ばして闘うインド人という設定は『片腕カンフー対空飛ぶギロチン』に登場した、両腕が伸びるインドの格闘家(演じてるのは中国人)が元ネタと思われる。
ちなみに『空飛ぶギロチン』の方はタランティーノ監督の『キル・ビル』で栗山千明が演じるゴーゴー夕張の武器としてパロられている。
ダルシム (ストリートファイターII)

 

キョンシー
(霊幻道士)
ゾンビ+吸血鬼って感じの中国の妖怪
 
 

中国の言い伝えにある僵尸(キョンシー)という妖怪を題材にした『霊幻道士』シリーズおよび、『幽幻道士』等多くの亜流作品の影響で一般的に連想するようになったデザインのキョンシーで、名前の英語綴りは「Chaos」だけど「カオス」ではなく「ケイオス」と読み、海外版では何故かティティというエジプトの女子レスラーキャラと名前が入れ替わっている・・・まったくもって意味わからん。ちなみにエンディングは微妙にジョニー・デップ主演の『シザー・ハンズ』のパロディだったりします。

ケイオス (マーシャルチャンピオン)
  『ヴァンパイア』シリーズの2作目『ヴァンパイアハンター』に登場する、海外版では何故か「Hsien-Ko」(ヒシェンコ?)というわけのわからない名前に変更されているレイレイ。額のお札には姉リンリン(海外ではMei-Ling)の魂が篭っており、再び人間に転生するためにダークストーカーを狩るハンターとして闘う。最近ヴァンパイアシリーズの女性キャラが何故かやたら豊富な『MVC3』にプレイアブルキャラとして参戦。
レイレイ (ヴァンパイアハンター)

 

シャリバン
(宇宙刑事シャリバン)
2代目宇宙刑事
 
  最近はWWEのゲームばかり作るようになったユークスから発売された、使用ボタンがたった2つにもかかわらず、その辺の格ゲーよりよっぽど奥が深い『封神領域エルツヴァーユ』の主人公。
2Pカラーは
他の宇宙刑事シリーズのヒーロー、シャイダーで3Pカラーはギャバン
ユークスさん、続編まだ?
完全懲悪ダンザイバー (封神領域エルツヴァーユ)

 

仮面ライダー
(仮面ライダー)
変身!
 
  アニメ版餓狼伝説で有名なキャラデザイナー&監督の大張正巳氏がボイスを担当するライダーもどき。ラウンド開始前に「変身!」と言って変身したり、2号を呼び出して同時に飛び蹴りを繰り出すダブルブライダーキックとかがおもいっきり仮面ライダー。OVA版での出番はほとんどなし。
ブライダー (超人学園ゴウカイザー)

 

 

モロボシ・ダン
(ウルトラセブン)
ウルトラアイでセブンに変身

ウルトラセブン
(ウルトラセブン)
デュワッ
 
  名前と眼鏡(?)が変身前のセブンで、眉から上のデザインがなんとなくセブンそのもの。
エンディングでは恋人に自分がホモであることをカミングアウトしてから「デュワッ」と空に向かって裸で飛び去るというわけわからん展開に。
ダン隊員 (バトルクロード)

 

スペル星人
(ウルトラセブン)
被爆星人
 
  『ストV3rdストライク』に登場した、ギルの組織が作り出した殺人兵器で、プロトタイプであるネクロの強化版。名前とデザイン上のモチーフは『ウルトラセブン』の第12話に登場するというスペル星人だそうです。元ネタと思われるスペル星人に関してはあまり詳しくはないんですが、どうやら故郷の星が汚染された可愛そうな宇宙人という設定で、70年代に子供向けのカードで「ひばく星人」と表記されていたのを、たまたま見かけた原爆被害者団体協議会の一員がトチ狂って円谷プロにクレームをかけたことで、その第12話は長年欠番に追い込まれてしまっていたらしいです・・・
トウェルブ (ストリートファイターV3rd)

 

ウルトラマン
(ウルトラマン)
シュワッチ
 
  初代キング・オブ・ザ・モンスターズでは海外受けを狙ったのか、向こうの人が想像するヒーロー像であるキャプテン・アメリカとの融合っぽいデザインだったが、『ネオジオ・バトルコロシアム』ではオリジナルキャラのユウキとアイがチームでダブルアサルトを発動すると合体して一定時間アトミックガイ・ネオスとして戦うことができる(男女が合体してウルトラマンに変身するのは『ウルトラマンエース』より)
アトミック・ガイ (キング・オブ・ザ・モンスターズ)

 

メカニコング
(キングコングの逆襲)
日本で作られた東宝オリジナルのコング
 
  初代キング・オブ・ザ・モンスターズでは普通にキングコングっぽいキャラだったのが、続編のキング・オブ・ザ・モンスターズ2でサイバー・ウーとして生まれ変わったわけだが、ネオジオ・バトルコロシアムでまさかの復活参戦。
サイバー・ウー (キング・オブ・ザ・モンスターズ2)

 

キングコング
(キングコング)
1933年に制作された全ての怪獣映画のインスピレーション。
 


 
そしてこちらがその通常ウー。「ただのゴリラじゃん」とか言ってるようではまだまだ甘い。巨大なゴリラといえば『キングコング』という映画なのであり、この映画が存在するからこそ「怪獣映画」というジャンルが存在する金字塔なのだッ!ゲーム内では…まぁ、デカいゴリラですな。
ウー (キング・オブ・ザ・モンスターズ)

 

ゴジラ
(ゴジラ)
日本が世界に誇る怪獣王。
 


 
ウルトラマン、キングコングとくれば、あとは30作もの怪獣映画に出演したゴジラしかいないですな。そもそも『キング・オブ・ザ・モンスターズ』というタイトル名自体がゴジラの『怪獣王』からとったものであり、続編では「スーパージオン」としてなんかよーわからんトゲトゲした姿にパワーアップするが、これはおそらく著作権的にわざと外見をゴジラから遠ざけたのだろう。
ジオン (キング・オブ・ザ・モンスターズ)

 

土星人
(セガサターンのCM)
元ネタの元ネタは映画『コーンヘッズ
 
  カプコン初の3D格ゲー『スターグラディエイター』に登場するサターン星人。また『マーヴルVSカプコン2』にもハヤトの勝利ポーズに登場する。サターンという名前+尖った頭部は、当時セガサターンのCMによく登場したコーンヘッドっぽい土星人が元ネタらしいが、皮肉にもスターグラディエイター自体はプレイステーションでしか発売されなかった・・・皮膚の色が緑色なのは宇宙人といえばナメック星人とか?
サターン (スターグラディエイター)